2019年3月ディナータイム訪問
今回紹介するロンドンのお蕎麦屋さんはテンプル駅近くにある【円/YEN】さん。名前はよく聞いていましたが場所が普段の行動範囲と異なるのでなかなか足が伸びなかったのですが行ってまいりました。
結論:めちゃめちゃ雰囲気が良くて高級レストランという位置付け、お味も間違いありません
門構えからして高級感があふれています。受付のフロアはバーが配置されていて食事をするフロアは地下になります。
食事フロアにもバーカウンターがあり天井も高め、とにかく良い料理屋さんという雰囲気がムンムン。スタッフも多く配置しているのでこう行った場所に慣れていない僕たちは緊張しながら食事しなければいけない感じでもあります。
オーダを取りに来るスタッフもよく教育されてる感じがしてハイクオリティなもてなしを受けることができます。
蕎麦がメインの日本食レストラン
蕎麦をメインに打ち出したYENさんではありますが、ラインナップや雰囲気的に蕎麦を食べて終わり!という感じではなく、お酒や一品を楽しんでから最後の締めで蕎麦をいただくのが主流なようです。
周りのお客さん(80%は日本人でした)は日本酒を楽しんだりお寿司を食べてから最後に蕎麦を食べていました。
食事をする地下フロアには電動の石臼も置いてありお蕎麦はこちらで売って提供している本格派!!
ということで僕たちもまずビールをオーダーして一品から始めることに。
自家製豆腐と海藻のサラダ
ホームメイド豆腐と記載されていたこちらをオーダー。
まさかロンドンで自家製豆腐がいただけるとは!中華街の豆腐のクオリティーに満足できないのでこれは食べてみる価値がある豆腐でした。
むしろ自家製豆腐の冷奴をオーダーしても良かったかもしれません。
上にかかったドレッシングは醤油ベースで泡状にしたドレッシング。豆腐はまったり大豆の味が濃く残る美味しい豆腐です。
お寿司の盛り合わせ
続いてはお寿司の盛り合わせ。なんとこちら蕎麦を前面に打ち出していますが寿司カウンターも寿司屋さんに負けないどころか立派なカウンターで職人さんが仕事されています。
出てきたお寿司はシャリが小ぶり(通常の3分の2か半分くらい)で赤酢を使用したお寿司。シャリはしっとりして酢も効いたおいしいシャリ。
ネタは、
- 赤身
- 大トロ
- サーモン
- 鯖
- 鯛
- ハマチ
など
ネタ自体も小さくてお寿司でお腹いっぱいにならないよう工夫がなされています。
ネタはクオリティーが高いものが使用されていてるので申し分なし。ロンドンでは超ハイクオリティーのお寿司と言えるでしょう。
お醤油はハケで塗るタイプ
雲丹蕎麦
最後の締めに僕は雲丹蕎麦をオーダー。
麺は少し太めで噛みごたえのあるしっかりしたお蕎麦。少し蕎麦つゆが薄いのが気になるところ。
トッピングの雲丹はまったく苦みがなく、甘くて濃厚な雲丹でした。ロンドンのお寿司屋さんで雲丹を頼むと冷凍のにがーい雲丹が出て来ることが多いのでこれは二重丸。
また、そばと雲丹がかなりマッチするのが新しい発見。日本でも出す店があるそうなのでチャレンジ確定!
鴨つけ蕎麦
連れがオーダーしたのは鴨つけ蕎麦。
こちら蕎麦のクオリティーはもちろん高いのですが、つけ汁が薄く鴨の旨味もあまり出ていなかったのが残念なポイント。
どちらのお蕎麦も量はハーフくらいなので蕎麦だけでお腹いっぱいになることは不可能と考えて良いでしょう。(ランチタイムのサイズはわかりませんが・・・)
英国ヤクザのリアルな感想
お店の雰囲気がまず2重丸。ほとんどのお客さんが日本人で食通が通うような繊細なメニューが多いので日本人にうけると思う。
逆に日本食をあまり知らない欧米人には物足りない印象。
接待や会食づかいしている人がたくさんいました。また、デートづかいにも最高でここに連れてこられただけであなたの顔面偏差値が自動的に上がります。
【円/YEN】の店舗情報
店名 | 円/YEN |
ジャンル | 蕎麦 |
住所 | 190 STRAND – 5 ARUNDEL STREET LONDON – WC2R 3DX |
交通手段 |
Temple駅(サークルライン・ディストリクトライン) |
営業時間 | 月ー土 12:00 – 2:00 , 18:00 – 22:00 |
定休日 | 日曜日 |
英国ヤクザの支払い金額 | 2人で98.44ポンド(サービスチャージ込み) |
※2019年5月現在の情報