2018年12月訪問 ディナータイム
今回紹介するロンドンのカレー屋さんはレスタースクエア駅からすぐに出来たばかりの【CoCo壱番屋/CoCo Ichibanya】さん。
来る来ると言われてやっと上陸したココイチにオープン初日から行ってきました!!
日本にいるときはよく行って食べていたのですが、はたして日本のココイチの味なのか?ロンドンの人たちに合うようにカスタマイズされているのか、を確認しなければなりません。
6時前に到着した段階で外待ちのウエイティング状態だったので通し営業なのかもしれません。この日はAM11時から営業だったようです。
10分ほど外待ちをしてカウンター通されると店内は懐かしいココイチの香りが!インドやネパールのカレー屋さんは死ぬほどあるロンドンですが、この匂いがするカレー屋さんはありません。期待大!
店内は明るくてお洒落なカフェみたいな外装、少し席間や通路が狭く人がボンボン当たっていくのが気になります。
カウンターが10席くらいに、4人掛けソファーテーブルが3つ、2人掛けテーブルが4つで収容人数はそこまで多くありません。
メニューの感じも日本のココイチっぽくて厚紙で見やすい。ココイチに行ったことがない海外の人も見やすいメニューだと思います。
店員さんはイギリス初上陸のオープニングだけあって日本のスタッフも多く働かれている感じでした。
メニューの取り方はタブレットで取るスタイル。
チキンカツ&チーズカレー350gのセットを注文

なるべく日本のココイチと比較できるように、日本で食べていたトッピングを注文。今回はチキンカツ&チーズでライスを100g増し(£1プラス)で。
セットメニューも追加しました。
オペレーションに慣れていなかったので注文してから配膳されるまで20分以上かかりましたがやっと来ました!
14.4ポンド 【チキンカツ&チーズカレー350g】

懐かしのココイチカレーとご対面。ココイチのイメージはシャバシャバ系のカレールーでしたが、見てすぐに感じたのは結構トロッとしているルーなのかなと。
実際に食べてみると確かに味も濃くて日本のココイチを少し煮詰めた感じ。イギリス人の下の合うように少しスパイスの量も多くしているようです。
たしかに日本のカレーは美味しいのですが海外の人からの反応は【薄い・甘い】という意見が多いみたいなので変えているのでしょう。
ただしベースの味はTHEココイチ。ココイチってむちゃくちゃ美味しいわけではない!笑。なのになんだか行きたくなる中毒性があるのです。
ジャパニーズカレーが溢れる日本でも月に一回は行っていたので、日本のカレーに飢えている在英日本人にとっては希望の星。
お米もふっくらとした日本米。
チキンカツのボリュームも十分で揚げ具合もクオリティーが高い。
チーズのトッピングはもう少し量が欲しい。
そしてココイチといえばのアイテムも卓上に。
まずはこれスパイスパウダー
実は有料の1辛や10辛の調整はこの卓上にある無料のトビ辛スパイスを使用していると言われている粉。
そしてカレーといえば福神漬け
たしか日本のココイチの福神漬けは茶色っぽいやつでした。こちらはほんのりピンクのお漬物。味は甘くて最高の口休めに。
少し濃い味付けでしたがトータルで懐かしのココイチカレーはやはり美味しかった。
日本で同じメニューを注文しようとすると1050円なので、はやりそこはロンドン価格の14.4ポンド約2倍。
選べるセットメニューも

少しお得にサイドメニューを選べてカレーにプラスできます。
- 日替わりスープ
- ミニサラダ
- アイスクリーム
- ソフトドリンク
の中から
- 2つ選択で£2.5
- 3つ選択で£3.0
- 4つ選択で£3.5
のセットメニューがあったのであまり考えず£2.5のメニューをオーダーしました。が、よく見てみると4つのサイドをオーダーできるセットがかなりお得ですね!
今回は日替わりスープとコーラを頼みました。

この日はコンソメスープ。セットによく付いてくるベージックなコンソメスープですが味がとてつもなく濃かった。
カレーを食べた後にはスパイスに負けて逆にちょうど良くなった。
コカコーラは缶でサーブされてストローは紙ストローなのがロンドン!
トータル16.9ポンドですがサービスチャージが加算され最終的なお会計が19.01ポンド。
約3000円のカレーです。少し、いやめちゃ高いんですね。。。
ココイチって日本でもなんで?ってくらい値段が高いことで有名ですがそれがロンドンに来るとさらにロンドン価格でなかなかお高い。
ロンドンCoCo壱の場所
17-18 Great Newport St, London WC2H 7JE
ピカデリーライン、レスタースクエア駅から徒歩1分
英国ヤクザのリアルな感想
オープン初日から日本人以外のお客さんで行列が作られたココイチはロンドン在住の人たちの関心もかなり高い模様。
ココイチ価格にロンドン価格が合わさってカレーセット3000円は気軽に行ける感じではないので2度目の再訪が鍵になりそうですね。
外国人の1口目を食べた反応を見ていると、うまっ!って反応している人はいなかったのでカレー一本でこれからやっていけるどうかが楽しみ。
日本食でカレーはそこまで関心が薄いカテゴリーであることは間違い無いし、お酒も出ないので単価も伸ばしようがあまり無い。
カレーの味は間違いなくココイチの味で、店員さんに確認するとロンドンように味を変えているとのことだったので少し濃くなっているのだと思う。
有名店のニューオープンで話題が多いロンドン。2018年末にオープンした小籠包の名店ディンタイフォンの記事も是非ご覧ください。

日本とロンドンのココイチ比較
当然ですがロンドンのココイチの方が値段は高めなのですが、特筆すべき違いはスタンダードのご飯の量です。
ご飯の量比較
ノーマルのご飯の量が
- 日本は300g(100g増すごとに103円)
- ロンドンは250g(100g増すごとに1ポンド)
と標準サイズがまさかの日本の方が多い。ロンドンはセットで食べてもらうのを想定しているのか少なめ。女性はちょうどいいかもしれませんが男性は少ないかも?
辛さレベル比較
日本は10辛までですがロンドンは5辛までしか今の所用意がないようです。
- 日本は1辛ごとに21円
- ロンドンは辛さレベルでの加算はなし
いつか10辛も出しそうな気がしますが今の所はメニューに記載なし。
トッピングの違いは?
ロンドンには僕の大好物カレーに温泉卵!ができません。
衛生的な部分でイギリスの卵は生でも大丈夫と聞いたこともありますが、文化としてあまり受け付けられてはいないので置かないのかな。
日本 | ロンドン | |
半熟タマゴタルタルソース | 123円 | なし |
チーズ | 217円 | £1.5 |
単品ポテト | 103円 | なし |
ガーリック | 51円 | なし |
きのこ | 206円 | £1.5 |
スクランブルエッグ | 154円 | £1.5 |
ゆでタマゴ | 72円 | £1 |
クリーミータルタルソース | 51円 | なし |
クリームコロッケ(カニ入り) | 206円 | なし |
納豆 | 154円 | £1.4 |
半熟タマゴ | 72円 | なし |
コーン | 103円 | £1 |
トマト | 103円 | £1 |
ツナ | 103円 | £1 |
パリパリチキン | 290円 | £4.1 |
ロースカツ | 290円 | £3.8 |
エビフライ | (海老カツ)432円 | £3.5 |
チキンカツ | 290円 | £3.5 |
CoCo壱番屋ロンドンのメニュー写真











【CoCo壱番屋 ロンドン・レスタースクエア店】の店舗情報
店名 | CoCo Ichibanya UK |
ジャンル | カレー |
住所 | 17-18 Great Newport St, London WC2H 7JE |
交通手段 | Leicester Square駅(ピカデリーライン/ノーザンライン) Tottenham Court Road駅(セントラルライン/ノーザンライン) |
営業時間 | |
定休日 | |
英国ヤクザの支払い金額 | 1人で約19.01ポンド |
※2018年12月現在の情報