ロンドンのラーメン屋【昇龍/SHORYU】で博多風とんこつラーメンを

2019年1月ランチタイム訪問

今回紹介するロンドンのラーメン屋さんはセントラルライン・トッテナムコートロード駅から徒歩1分にある【昇龍/SHORYU　New Oxford Street店】さん。

ジャパンセンターさんの系列でその他にも【酒蔵/SAKAGURA】さんなどの経営もされているロンドンでは大きなチェーン系列レストラン。イギリス内に10店舗以上あるようです。

昇龍はロンドンで使い勝手が良く、小腹が空いている時に何度か利用したことがあります。というのも、昇龍は通し営業をしているので15時くらいに空いているので助かっています。

入店は平日の14時過ぎだったのでお客さんの入りは1-2割くらいでした。

シェフやホールスタッフに見た感じ日本人っぽい人はいませんでしたが、いつもホールスタッフは国際色豊かな印象があります。

卓上には醤油・すりごま・ラー油・ニンニククラッシャーがスタンバイ。

博多系の元祖とんこつラーメンを注文

昇龍は博多系とんこつを売りにしてはいますが、他にも変わり種ラーメン・焼きラーメン・ベジタリアンラーメンにうどんとなんでもありな様子。

かつてはジャパンセンターがICHIRYUという名前のうどん屋さんを同じ場所で営業していたこともあってか、うどんも売りの一つなようでした。

が、日本人のほとんどはラーメンを注文すると思うので私もとんこつラーメンを注文。その中でも1番ベーシックな元祖とんこつラーメンを。

こちらが昇龍のとんこつラーメン11.90ポンド。デフォルトで半煮卵・バラチャーシュー3枚・フライドシャーロット・きくらげ・ネギ・紅生姜がトッピングされています。

スープはライト系の豚骨スープ、毎回ぬるくてガッカリするのですが今回はそこそこ熱いちゃんとした温度で提供されました。

スープの味は一般的な博多とんこつより醤油が強めに出過ぎている感じ。にんにくが全面的に主張してくるので翌日まで口が臭かったので翌日のスケジュールを要確認。

麺は博多スタイルの細め加水率低めの麺。コシがあります。

ただし外国のラーメン屋さんに起きがちな、束のように麺がくっついてサーブされてしまいました。

茹でる前に麺をほぐすことを知らないスタッフやテボでくっつきを防ぐために混ぜるのを知らないスタッフが結構いるみたいです。

これは残念。日本やったらボロクソ言われて返金案件。

煮卵はトロッと加減は完璧で美味しかったです。

チャーシューは薄めにカットされたバラ系の巻きチャーシュー。味は薄めでしたがとろとろ。

きくらげのり

フライドシャーロット、スープにコクが出る仕事人。

単品だけだといまいち満腹にならないので博多と言えばということで替え玉をオーダー。

価格なんと2.20ポンド。我々日本人からするとどっひゃー価格です。約300円ですからね。笑

ロンドンではどこのお店も2ポンドくらいするのでまあこんなもんでしょう。

替え玉をしている日本のラーメン屋さんの中には、カエシのタレを替え玉にちょろっとかけてサーブするお店もありますが、ここは麺と青ネギのみでサーブされます。

昇龍の場合はそもそもカエシが強く醤油の味がたった豚骨スープなので替え玉をいれても薄いとは感じませんでした。

替え玉まで食べきればお腹いっぱい。

ランチのセットもあるのですが、チャーシューまん（BUN）などがついてきて結構な価格になります。

その割にあまりそのBUNがおいしくないので私はいつも単品にしています。

美味しくないわけではありませんが、現地の人に「これが日本の美味しいとんこつラーメンだ」とは言えません。日本であっても行くことはないでしょう。

ただし、「昇龍まずいよね・・・」という知り合いもたくさんいますが、ロンドンでラーメンを欲した際の妥協店ではあります。

前述した通りアイドルタイムがないお店なので、中途半端な時間にお腹が空いた時は助かります。

と言ってもトッテナムコートロードという場所柄、近くに金田屋や一風堂があるので日本人の舌にはその2店の方が会うと個人的には思いますが、通るたびにアジア系の人たちで混雑しているような気はします。

店名	昇龍/SHORYU New Oxford Street店
ジャンル	ラーメン
住所	84 New Oxford Street, London, WC1A 1HB
交通手段	Tottenham court road駅（セントラルライン/ノーザンライン/クロスレール）
営業時間	月から土曜日 11:30 – 23:30 日曜日・バンクホリデー 11:45 – 22:30
定休日	なし
英国ヤクザの支払い金額	1人で約15.86ポンド（ランチでもサービスチャージかかります）